3H BLOG

  • 2017.05.26

    「ke shi ki」さんの期間限定ショップで3Hのガウンを販売させていただいています。

    「ke shi ki」さんの期間限定ショップ(中目黒)で、Head, Heart and Hands(3H)のガウンを販売させていただいています。是非お立ち寄りください。

    会期:2017年5月26日(金)~5月29日(月)
         13:00~21:00(最終日20:00)
    会場:〒153-0051 東京都目黒区上目黒2-8-8
            (中目黒駅から徒歩2分)
    ke shi ki      : https://www.facebook.com/ke.shi.ki.Leather.Products/
    ”身に付けているときも置いているときも、バッグを日々の景色の一部と考えデザインするレザーバッグ&アクセサリーブランド”
    他参加ブランド
    アクセサリー:TE(http://te-project.jp
    ストール・日傘:羽田商店(https://www.instagram.com/hada_syoten/
      
      

     

  • 2017.05.22

    ハンドブロックプリント

    インドのハンドブロックプリント(手捺染)のファブリックをご存知ですか?

    柄を木版に彫り、その木版を使って人の手で1つ1つプリントされる、古代から受け継がたインドの伝統的なテキスタイルの1つです。機械によって安価で大量に寸分の違いもなく、しかしフラットにプリントされる生地にはない、優しいリズムを感じる趣のある美しいファブリックです。

    記録によると、木版を使って布地にプリントしていく手法は紀元前から中国やインドで見られ、特にインドにおいては、マハラジャの君臨した時代に、彼らの美と贅沢への追求の保護を受けて12世紀頃に大いに発展し、ラジャスタン州、グジャラート州で盛んになりました。その繊細な色柄の美しい布地に、ヨーロッパの人々は魅了され、人気の貿易の品として一世を風靡しました。マハラジャの中には門外不出の柄を指定したり、その価値はとても高く評価されました。

    ブロックプリントは、その後インド全土に広がりましたが、やはりラジャスターン州の州都であるジャイプールが最も有名です。現在もジャイプールの周辺の村々で、職人たちが集落を成して作り続けています。その工程は今も昔と変わらず、全て手仕事で行われています。

    ブロック(木片)に柄を彫り、そのブロックを指定の色に調合したピグメントで浸したスタンプ台(布地を重ねてたたみ、そこに染料を浸します)につけ、何メートルにも及ぶ台に固定した生地に、リズミカルにプリントしていきます。

    木版に使われる木材は、繰り返し使っては洗い、使っては洗うので、伸縮しない堅い木であることが重要で、チーク材が多く使われています。

     

         

    季節やその日その日だけでなく、1日の間でも湿度、気温によって色の生地へののり方は違ってくるため、職人たちはその都度色の調合を変え、押す力も加減します。何年も修行し感覚を習得します。また、1枚の生地をプリントするのに数百回から数千回もブロックを押し続ける重労働です。特に酷暑の時期は大変です。1つの柄に数色使われていれば、各色毎に木版がつくられ、1色プリントする毎に色を定着させ、洗い、乾かし、その上から次の色をずれないように押します。その繰り返しをして1枚の美しい生地が出来上がっていきます。気の遠くなるような集中力と忍耐を要し、どの職人も真剣な眼差しです。もちろん機械ではないので、少しかすれたり、濃淡がでたりしますが、それが何とも人間らしいぬくもりと愛おしさであり、1枚1枚が唯一無二の生地であるという魅力があります。たくさんの生地の中から自分の手元に来てくれた「その」生地に、特別な愛着を感じます。

      

    職人たちは、その都度その都度、きちんとメモをとって色の調整をしています。

    古典的な植物柄だけでなく、最近では、この貴重な伝統文化を生かして継承していきたいと考える人々から、様々な新しいアイデア柄の発注もあり、幾何学模様はもちろん、こんな可愛らしいビーチサンダルや自転車などのユニーク柄も作られています。

    今回私たちも、オリジナル柄でブロックを作ってもらい、カディ生地にプリントしてもらいました。1つのブロックでその都度違うファブリックに、違う色でプリントしてもらうことができます。小ロットから様々に組み合わせができるところが魅力です。限りない広がりと楽しさがあります。

    (3H – Head, Heart & Hands)オリジナル柄)

     

     

  • 2017.05.15

    リンガス村のカンタ(刺し子)と働き者の女性たち

    前回ご紹介させていただいたカラデラ村からほど近いところに、リンガス村はあります。
    ここでは、女性たちがカンタの布づくりをしています。

    何枚かの生地を重ね、刺し子刺繍を施した生地をインドでは「カンタ」と呼び、様々な手法があります。ベンガル地方が主な産地ですが、ここラジャスターン州のリンガス村でも、多くの女性たちが家計を支えるために、可愛らしく素朴なカンタの布づくりにいそしんでいます。リンガス村は、ダブプリント(防染木版プリント・特に防染藍染プリント)の生地もつくっているので(またの機会にご紹介させていただきます!)、その生地を重ねたもの、もしくはその生地でパッチワークをしたもののカンタが多くみられます。

    面白いのは、みな思い思いの場所で仕事をしていること。日がよくあたる外の気持ちのよい場所を選んだり、家の軒先だったり。村のあちあらこちらに女性たちが座り込んで、ちくちくと心を込めてカンタ仕事をしている光景がみられます。

      

     

    このオレンジ色のサリーをまとった女性は、家の軒先でせっせとカンタ仕事をしていました。あまりに手際がよく速いので、「すごいですね!」と声をかけると、「あなたもやってみて」と生地を渡してくれたので、少しやってみましたが、スピードはもちろん、間隔もうまくとれないものです。「やはり鍛錬が必要ですね」と言ってふと顔を上げると、彼女の庭先に男性がベンチに寝転んでいること気づきました。「あの人は誰ですか?あそこで寝ていて大丈夫ですか?」と聞くと、キラキラした目でこちらを見て朗らかに笑いながら、「あれは私の亭主よ。いつもああやってゴロゴロ寝転んで働かないの。私ばっかり働いてるのよ。全くしょうがないでしょ?」と目くばせをして答えてくれました。私たちも思わず、大笑いしてしまいました。

    村々を一緒に回って案内をしてくれた男性のアニールさんも、「村々の女性は本当に働き者です。家事も子育ても村々ではとても大変な上に、農作業やこのような手仕事をこなして家計を支え、僕は本当に彼女たちを尊敬している。」と話してくれました。

     

    そんな話をして彼女の家を出て道に戻ると、綺麗な色の服を着た女性たちが、長い長い藁の束を頭にのせて運ぶ光景に出くわしました。このような力仕事を女性がするのかと驚いてしまいます。やはり、女性たちはよく働くのですね。しかも、このような笑顔で軽やかに。その姿は、一生懸命に働いているのですが、とてもたおやかで優雅に映ります。インドでは神格化されて大事にされる牛が、ゆったりと彼女たちのうしろを歩く光景は、なんとも美しく、情緒的です。

  • 2017.05.03

    日経MJの5月3日・5日合併号取り上げていただきました。

    日経MJの5月3日・5日合併号にの見開き2ページ目に取り上げていただきました。

     

  • 2017.04.29

    カラデラ村のインディゴ染め

    ジャイプールから車で1時間ほどのところに、様々な手仕事布を作っている村、カラデラ村があります。
    道中の広々とした草原の先に、カラデラ村は悠然と存在し、ゆったりとした時間の流れの中にも、村人たちと動物たちが毎日を元気に営んでいるエネルギーを感じます。
    村の入口では、牛たちが出迎えてくれ、その先にインディゴ染めに特化した村の一角があります。

      

    その一角に入ると、まず目に飛び込んでくるのが、家々の屋上にインディゴ染めを終えたばかりの生地が所狭しと干してある光景です。   真っ青の空の下に深い藍色の生地が並び、風になびく光景はとても美しく、まさに圧巻です。

    その干してある生地の下をくぐり抜けて通る際、あの天然インディゴの何ともいえないよい匂いがして、嬉しくなります。 洗濯物を干しているときのような清々しい気持ちになります。

     

    天然インディゴ染め

          真剣なまなざしで色をチェックする姿は絵になります。

    男性も女性も一緒に働き、インディゴ染めに専念しています。はにかみながらも、近寄ってきてくれて、笑顔で交流をとろうとしてくれる、とてもあたたかな村人たちに感謝です。

     

     

  • 2017.02.28

    展示販売会「100のガウン −インドの手仕事布− 」を開催します。

    インドの手仕事布を紹介し、個人や企業の商品づくりをサポートする「Head, Heart & Hands(3H)」は、東京の2つの会場で、初の展示販売会を開催いたします。


    「100のガウン−インドの手仕事布−」展示販売会

    ①3月29日(水)~4月2日(日)
    会場「cocca」
    〒150-0021 渋谷区恵比寿西1-31-13
    11:00~19:00(最終日は17:00まで)
    www.cocca.ne.jp

    ②4月6日(木)〜4月8日(土)
    会場「余白」
    〒111-005 台東区鳥越2-2-7 1F
    12:00~18:00(最終日は17:00まで)
    cnq-yohaku.com

    インドで出会った100種類の生地を使って、100着のガウンをつくりました。
    刺繍やブロックプリントなど、インドに古くから伝わる手仕事で作られた布を、すべて同じ、ひとつの型のガウンに仕立てることで、1着1着の個性がきらめきます。手で触れて、羽織って、インドの手仕事布の美しさ、バリエーションの豊かさ、ものづくりの可能性を感じてください。

    会場では100着のガウンをすべて試着・購入いただくことができます(商品は会期終了後のお渡し)。また、3H代表の小山明子が在廊し、インドでのものづくりにご興味のある方のご相談もお受けいたします。
    ぜひ、ご来場ください。

    その他、詳しくはこちらのニュースリリース(PDF/223KB)をご覧ください。